土曜日

彼に逢いたい気持ち以外に、何にも考えることが出来ない。
眠ってたら、夢に出てくる。
夢の中の彼は「今から行って良いですか?」と聞く。
私は、幸せな気持ちでいっぱいになる・・・そして目が覚めると現実が・・・。
気持ちがくじけそうになる。
夕べ、彼から今から迎えに来てと電話がかかった。
なのに私は最悪のタイミングで、友達と飲みに出かけていた。
友達は、私たちが逢うことに反対なので、「絶対に行っちゃダメ」と怒っていた。
お酒も少し飲んでいた私は、友達に従う以外に無かった・・・。
今朝、彼に電話して色んなことを話した。
私の気持ちを、もう一度伝えた。
彼は「他の人をスキになって欲しい、誰でも良いでしょ」と言う。
私は「誰でもなんて良い筈無いでしょ・・・」と答えた。
彼は「年相応の人をスキになればいい、考えて、選んでスキになって・・・」と言う。
私は「人をスキになるときに、条件なんて考えられない、いつの間にかスキになってしまうんだから仕方が無いでしょ・・・」と答えた。
そして、「あなたは私の気持ちなんて、何にも分かってない・・・」と言った。
彼は、「それは違う・・・」と答えた。
分かってるけど、応えられないだけ・・・なんだ。
こんな話を、朝早くからする私に、彼は少しうんざりしていたようで、何度も電話を切りたがった。
私は、そのたびにもう少しだけ・・・と引き伸ばした。
もう、二度と話すことが出来なくても、後悔しないように、言いたい事は言ってしまおうと思って。
今後、彼がどう反応するのかは分からない。
夕方電話したら出なかった。メールを送ったら、すごく他人行儀な返事が来た。
また、線を引かれてる・・・と思った。
でも、もう我慢することは出来なかった。
言いたい事を、心の中にしまって、泣いてばかりいる生活に疲れてしまった。
私の気持ちを聞いて、彼が離れていくなら、それも仕方が無いことなんだと思うようになった。
気持ちを抑えて、彼に嫌われないように頑張ったって、意味が無い。
と言いつつ、また逢えるのか?話せるのか?不安で仕方が無い・・・。